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シマトネリコ育て方

シマトネリコ

学名:Fraxinus griffithii

別名:タイワンシオジ
科・属名:モクセイ科・トネリコ属
原産地:沖縄、台湾からインド
分類:常緑〜半落葉中高木
寒さ:やや弱い(氷点下3度以上)
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:あり
樹高:6m〜15m
花径:約 5mm
用途:庭木、鉢植え

 

シマトネリコは高さ15m近くになる樹木です。
密集した葉には光沢があり、夏は涼しげで感じがよく、6月から7月頃に白くて小さな花を咲かせます。
花後には白くて長い鞘のような実を着け、遠くから見ると花が咲いているように見えます。
名前の由来は、沖縄などの島に生息しているトネリコの仲間なので、このような名前になったそうです。
熱帯育ちであまり寒さには強くないですが、関東から南の地域では庭木としてよく植えられています。

 

 

置き場所

日当たりのよい所から午前中の日光が当たる半日陰で育ちます。
耐陰性があるので、室内の明るい窓辺などに置いてもよいです。
夏の強い日差しの下に置くと、水切れで葉が焼けやすいので、夏の強い日差しは避けた所に置いた方がよいです。
冬の寒さにはあまり強くありませんが、関東より北の地域では、凍らせないぐらいの室内で越冬させます。
暖地では冬は霜に当てないよう、日当たりがよい軒下などに置くと、葉が落ちるのをある程度防げると思います。

 

 

水やり

 

乾燥にも比較的強いのですが、葉が多く成長も早いので、水をよく吸収します。
春から秋の生長期には鉢土が乾く前に、冬には鉢土が乾いたらたっぷりと水やりをします。

 

肥料

 

4月から10月までの間、2か月に1回程度、緩効性化成肥料を施します。

 

病害虫

風通し悪くするとカイガラムシやアブラムシが発生します。
風通しを図って発生を予防し、発生が確認できたら早めに適用のある薬剤を散布して防除します。
特に若い枝や新芽、日照不足で弱った株につきやすくなります。

 

繁殖

挿し木や取り木で増やすことが出来ます。
適期は5月から10月中旬まで、環状剥離を行えば比較的簡単に取り木も出来ます。

 

 

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