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不思議な形をした姿が魅力の食虫植物

食虫植物とは、昆虫や小さな生物を捕え、溶かすなどして栄養分を吸収して生育している植物を言います。
一口に食虫植物と言っても多くの種類があり、種類によって生育環境に少しずつ違いがあります。

 

サラセニアなどのように筒状の葉で昆虫を捕えるもの、モウセンゴケの仲間のように葉の粘液で昆虫を捕えるものなど、その性質はさまざまです。
どの種類も基本的に根も葉もあるので昆虫を栄養としなくても生育できますが、昆虫を栄養とすることでよく育ちます。

 

とても珍しい植物と言えますが、最近では、いくつかの種類が一般の園芸店やホームセンター等で売られ、簡単に入手することが出来るようになりました。
一般に食虫植物は日当たりのよい湿地などに自生し、普通の園芸植物より管理された環境で育てないとうまく育ちません。
特に多湿を好むので、水やりをこまめに行い葉水で湿度を補う必要があります。

 

 

サラセニア

サラセニア (サラセニア科 サラセニア属)

別名:ヘイシソウ、葉はなく、地上近くから筒状の葉を上向きに伸ばし、その中に落ちた昆虫などを栄養として成長する食虫植物です。
交配種が数多く出されていて、葉の方がユニークなモノや網目模様の言った葉をもつものなどがあります。
日光を好むため、春から秋には直射日光に当て、冬には日の当たる窓際に置くようにします。
湿地の植物なので、鉢土が常に湿っているように管理します。肥料は与えません。

 

 

モウセンゴケ

モウセンゴケ (モウセンゴケ科 モウセンゴケ属)

湿地に生息する多年草の植物です。
葉に腺毛があって粘液を分泌し、小さな昆虫などを捕えて栄養としています。
世界中に多くの種類が分布し、自生地環境によって性質は異なりますが、一般に日当たりを好み、1年を通じて日光に当てて育てます。
夏の強い日ざしの時期には、風通しの良い半日陰に置くようにします。肥料は与えません。

 

 

ウツボカズラ

ウツボカズラ (ウツボカズラ科 ウツボカズラ属)

 

別名:ネベンテス。葉の先がツルになり、その先に壺状の部分で昆虫を捕えます。
多くの品種が作り出され、袋の方や色、大きさも様々です。
日当たりのよい高温多湿な場所を好み、一年を通じて日光に当てて育てます。
初夏から秋の生育期には、鉢土が乾く事のないように、タップリと水やりをします。
冬は鉢土が乾いたら水やりをして、日中に霧吹で葉水を与えます。肥料はほとんど与えません。

 

 

 

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