観葉植物 バナナ
学名:Musa acuminata cv. Dwarf Cavendish
原産地:マレーシア
科名:バショウ科
属名:バナナ属
◇ こんな植物です。
バナナは、ガーデニングの花道でも前回、登場しましたアジアンテイストのオーガスタやストレリチアと同じ仲間でマライ半島原産といわれており、主にアジアを中心として、オーストラリアや太平洋諸島などに約60種類ほどあると言われております。
やはりアジア中心の植物ですので、大きめの葉っぱなどもアジアンテイストを醸し非常にインテリア性も高く日本にも合う観葉植物だといえます。
◇ 楽しみ方のいろいろ
バナナやオーガスタ、ストレリチアなどの葉っぱが大きい観葉植物の特徴として、植物は葉っぱで蒸散作用というものを行っているのですが、そのため湿気を葉っぱから出してくれ、「生きた加湿器」の役割を担ってくれます。
特に「葉っぱの大きい観葉植物」などは、葉っぱが大きい分、蒸散する面積が大きいので効果があります。
電器と違い、省エネできてしかもインテリアもアップするという一石二鳥のすぐれものなのです。
また夏場などは、反対に温度や湿度を下げ調節をしてくれます。
インテリアとしても非常にオシャレなため人気の観葉植物のひとつといえると思います。
◇ 失敗しない管理のポイント
置き場所
大きな葉がリゾート気分を演出します。
日ざしを好むのでリビングの窓際に置いてシンボルツリーとして飾ります。
水やり
多湿を好みます。晩秋から初春にかけての休眠期はやや乾かし気味にしますが、春から秋にかけては鉢土が乾いたらタップリ与えます。
特に夏の間は毎日タップリと水やりをしましょう。
水不足は株の生長を大きく妨げます。
肥料
4月〜8月にかけて、2か月に1回緩効性化成肥料を施します。
また、1〜2週間に1回、薄い液肥を与えます。
肥料が不足すると葉が黄色くなってしまいます。
病害虫
ハダニやカイガラムシが葉の裏に発生します。
発生したら水を生き良い良くかけて洗い流すか、早めに薬剤を散布して防除します。
◇ 仕立て直し方
株分けで殖やします。
出てきた子株を親株から切り離して植えつけます。
適期は5月下旬から7月上旬です。
観葉 バナナ関連ページ
- ハートカズラ
- ハートカズラはブラジルのナタール原産で、長く垂れ下がった茎にかわいらしいハート型の葉をつける人気の観葉植物です。
- ハイビスカス
- 熱帯花木として有名なハイビスカスの仲間は熱帯から温帯に200種類が知られる常緑低木です。
- パキラ
- 熱帯アメリカに分布する熱帯性の樹木で、2〜6種の仲間が知られています。
- ビカクシダ
- ビカクシダは、世界の熱帯に18種が知られる着生シダで、漢字では「麋角羊歯」と書きます。
- ヒポエステス
- 毎年育つ多年草で、生長すると高さ1mほどの低木状になります。 葉の表面全体に細かい斑点が入るところから、ソバカスソウの別名があります。
- ピレア
- 暖かい地域ではグランドカバーに用いられることもあり、鉢を覆い尽くすようにたくさん葉が出ます。
- フィットニア
- アミメグサの名の通り、クッキリとした網目模様で、その色によって紅アミメグサと白アミメグサに分けられます。
- フィロデンドロン
- フィロデンドロンは「木を好む」という意味で、木に絡まって成長する姿に由来します。
- プテリス
- 日本の自生種、マツザカシダをはじめとするシダの仲間で、形の異なる2種類の葉が出るクレティカの園芸品種が主流です。
- ブライダルベール
- 葉を楽しむというより、全体にふんわりとした緑色のかたまりに、小さな白い花がぽつぽつとたくさん咲いた姿にこそ魅力があります。
- フリーセア
- フリーセアは中央〜南アメリカ、西インド諸島にかけて約250種ほどが分布して自生していますが、観葉植物としても人気の品種です。
- プレクトランサス
- 園芸・ガーデニングサイトです。 ホウノキの趣味の園芸、植物育て方のページです。
- ベゴニア・センパフローレンス
- 園芸・ガーデニングサイトです。 ホウノキの趣味の園芸、植物育て方のページです。
- ペペロミア
- 主に熱帯アメリカ原産の種類が、観葉植物として栽培されています。