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プレクトランサス

プレクトランサス

科名:シソ科

 

学名:Plectranthus

 

別名:プレクトランツス、スウェーデンアイビー 

 

原産地:
アフリカ アジア オーストラリア の熱帯・亜熱帯

 

草丈:30cm〜50cm

 

主な開花期:5月-10月

 

 

◇ こんな植物です。

プレクトランサスは東南アジアから、アフリカ、オーストラリアと熱帯〜亜熱帯地方にかけて100種類以上が自生する植物です。
プレクトランサスは花も鑑賞価値が高く、ラベンダー色の花の形は先端の開いた筒状でひとつの花茎にいくつもの小さな花をつけます。
葉は小さな楕円形で縁に緩いギザギザが入る品種が多く、斑が入る品種も多くあります。

 

 

◇ 楽しみ方のいろいろ

モナ・ラベンダー(P.'Mona Lavender') 
立ち性タイプ、草丈は50cmを超します。
南アフリカ原産種から作られた園芸品種で、葉表は光沢のある濃緑色、裏は紫色です。
花茎は濃紫色、花色はラベンダー色で人目を惹きます。
花茎の色と花色のくっきりしたコントラストがよいです。

 

◇ 失敗しない管理のポイント

 

置き場所
プレクトランサスは年間を通して、明るい日陰で管理するようにします。
特に夏の強い直射日光は葉焼けの原因になりますので、夏の間は遮光したり、明るい日陰に置くようにしてください。
冬は暖かい室内に取り込んで、明るい場所で管理します。
やや寒さに弱く、枯らさないためには冬でも5℃以上の気温が必要です。
秋が深くなり霜が降りるころには戸外で育てているものも屋内の日当たりの良い場所に移動させましょう。

 

水やり
春〜秋の生育期間はよく生長し、水もよく吸うので土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。
冬は寒さで生長も鈍るので水はさほど必要としません。

 

 

肥料
春から秋に緩効性化成肥料を2か月に1回施します。
肥料が多いと茎葉が伸びすぎて姿が乱れるので固形なら量、液体なら濃度を気持ち控えめに。

 

病害虫
空気が乾燥する時期にカイガラムシが発生することがあります。
見つけ次第こすり落として駆除します。

 

 

◇ 仕立て直し方

 

プレクトランサスは挿し木で殖やすことができます。
挿し木の時期は5〜8月が適期になります。
挿し木用の用土は排水性のよいものを使用するようにします。
根がよく張り、ほおってくと鉢の中が根でいっぱいになり伸びるスペースがなくなるので、2年に1回のスペースで植え替えます。
植え替えの適期は5月〜9月、春先にあわてず、充分気温が高くなってから行います。
古い土は1/3ほど落として、新しい用土に植え替えます。
茎が長く伸びすぎているようなら切り戻して短くします。

 

プレクトランサス

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