ハートカズラ(ラブチェーン)
学名:Ceropegia woodii
別名:ラブチェーン
原産地:南アメリカ東南部、アフリカ、熱帯アジア
つる長:およそ1m
開花期:6月〜8月
◇ハートカズラは こんな植物です。
ハートカズラはブラジルのナタール原産で、長く垂れ下がった茎にかわいらしいハート型の葉をつける人気の観葉植物です。
茎は多肉質でつる性で、地下に大きな塊茎をつけます。
ハート型の葉がつる性の茎に連なるようにつくので、別名、ラブチェーンとも呼ばれます。
ハートカズラにはさまざまな種類のものがあり、熱帯地方を中心に160種以上の種類が確認されています。
◇ 楽しみ方のいろいろ
つる性の観葉植物なので、ハンギングに仕立てにしたり、背の高いスタンド鉢でつるをいかした飾り方がおすすめです。
上手に管理すれば、6〜8月にかけて筒状のピンク色の花をつけます。
可愛いハート形が印象的です。釣鉢、または高さのある鉢で棚などに飾り、下に垂れ下がる垂れ下がる葉を綺麗に見せましょう。
◇ 失敗しない管理のポイント
置き場所
夏の直射日光は葉焼けを起こすことがあるので避けるようにし、その他の季節は日当たりのよい場所に置くようにしてください。
水やり
多肉質なので乾燥には強いので、多少乾かし気味に管理しても問題はありません。
ハートカズラの水やりは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
水の与えすぎには注意してください。
冬場は水やりを控え、乾かし気味に管理してください。
肥料
多肥を嫌うので肥料のやりすぎに注意します。
春から秋に緩効性化成肥料を2か月に1回施します。
病害虫
春先にアブラムシが発生することがあります。
カイガラムシもつきやすいので、見つけ次第殺虫剤で駆除します。
◇ 仕立て直し方
ハートカズラは4〜7月頃にかけて、挿し木や株分けで殖やせます。
ハートカズラはつるが長く成長すると塊茎と呼ばれるコブ状のものが出来ます。
これが土に触れると発根し、新しい葉が出るようになるので、これを切り分けて増やすことが出来ます。
また、長く伸びたつるを切り取って挿し木にして増やすことも出来ます。
切り取ったつるは2節以上あれぱ、挿し木にすることができます。
切り取ったつるは下葉を切り落とし、上下を間違えないようにして、斜めに土に挿してください。
1〜2ヶ月で根が出ますので、発根を確認したら大きな鉢に植え替えます。
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