南国の花木の代表 ハイビスカス
学名:Hibiscus
原産地:園芸品種
樹高:20cm-3m
開花期:6月〜8月
◇ハイビスカスは こんな植物です。
熱帯花木として有名なハイビスカスの仲間は熱帯から温帯に200種類が知られる常緑低木です。
熱帯、亜熱帯各地では、庭木や生け垣としてよく利用されています。
ハワイなどで盛んに改良され、現在の大輪で色とりどりの園芸品種が多く作られています。
◇ 楽しみ方のいろいろ
ハイビスカスの名前はエジプトの美を司る「ヒビス」に由来し、「ヒビスのように美しい花」という意味の名前です。
またエキスを抽出したハイビスカスティーは、クレオパトラも好んで飲んでいたと伝えられています。
ハイビスカスティーに利用する花は、花を乾燥させるのではなく、 花の終わった後に発達してくるガクが使われます。
◇ 失敗しない管理のポイント
置き場所
冬は暖かい室内に取り込み、日当たりのよい場所においてください。
ハイビスカスは春〜秋にかけては日当たりがよい場所に置きます。
水やり
ハイビスカスの水やりは、春〜秋の生育期にかけては鉢土が乾いたらタップリと与えるようにします。
特に夏の熱い時期には水切れしないように毎日タップリと水やりをしましょう。
冬は水やりを控えめにしてやや乾燥気味に管理します。
肥料
ハイビスカスの施肥は、春〜秋の育生期にかけて、2〜3ヶ月おきに緩効性の化成肥料を置き肥として与えます。
病害虫
ハイビスカスの管理で注意が必要な病害虫は、夏〜秋にかけてのアブラムシやハダニになります。
これらの発生を見つけたら、早期に薬剤散布し駆除してください。
葉水を与えることにより予防にもなります。
◇ 仕立て直し方
春〜夏にかけて挿し木で殖やすことが出来ます。
挿し木の方法は、元気な枝を10cmほど切り取り、葉は下葉を落とし、枝先の2〜3枚のみを残すようにします。
葉が大きい場合には葉を1/2〜2/3ほどにカットします。
新しい観葉植物用の土に植えたら、風の当たらない日陰で、水を切らさないように管理します。
1〜2ヶ月ほどで発根し、新芽が出始めたら鉢上げします。
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