ホウノキの趣味の園芸

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ペペロミアの育て方

ペペロミア

科名:コショウ科

 

学名:Peperomia

 

原産地:熱帯・亜熱帯

 

草丈:10cm - 40cm

 

草丈:4月-9月

 

◇ ペペロミアは こんな植物です。

主に熱帯アメリカ原産の種類が、観葉植物として栽培されています。
オブツシフォリアは斑入りが多く、スイカペペロミアと呼ばれるアルギレイア、チヂミバペペロミアともいうカペラータなど、広く親しまれている種類がいくつもあります。
ほふく性で葉のたくさん出るものが多く、あまり大きくせずに育てることが出来ます。

 

◇ 楽しみ方のいろいろ

葉の一枚一枚にハッキリ違いがあり、ミニ観葉でもそれぞれの特徴がよく出ます。
小鉢からあふれるように葉をこんもりさせたり、中鉢でヘゴ柱仕立てにしたり、釣鉢で楽しむことが出来ます。

 

◇ 失敗しない管理のポイント

 

置き場所
強光線では葉やけを起こすことがあるので、夏は半日陰に置き、冬は暖かい室内で明るい窓辺に置き、出来るだけ光線に当てます。
耐陰性があって室内でも枯れることはありませんが、その場合は間延びしないよう水やりや施肥を控えめにします。

 

水やり

 

高温多湿を好みますが、鉢土の乾燥には強く加湿には弱い性質があります。冬は耐寒力を高めるためにも、鉢土が乾いたのを確認してから水やりをします。
冷暖房の入った室内では加湿器を入れるか、こまめに霧水をかけて湿度を高めるようにします。

 

肥料
株が小さいうちは2か月に1回、緩効性化成肥料で生長を促しますが、観賞状態になったら、様子を見て液体肥料を補う程度で、特に必要ありません。

 

病害虫
カイガラムシの発生初期のうちにみつけ、こすり落としておきます。

 

◇ 仕立て直し方

 

加湿で根腐れをお越し、葉が萎れる失敗が多く見られます。
乾燥には強く、日当たり不十分や低温など、環境が適切でない時は、出来るだけ乾燥気味に管理するほうがよいでしょう。
水やりを止めて暖かく明るい場所に移して回復を待ってから、根を整理して新しい用土に植え替えます。
根詰まりしているようなら、株分けも行います。
回復が見られないようなら、挿し木で株を作り直します。
斑入り種は斑のきれいに入った部分を選んで、挿し穂にします。

 

 

カペラタ

ペペロミア

 Peperomia caperata
 チヂミバシマアオイソウ

 

 ロゼット状に育ち、丸みを帯びたハート形の葉の葉脈に沿って、深いシワが入る。

 

 

 

 

 

 オブツシフォリア

ペペロミア

 P. obtusifolia

 

 

 葉は光沢のある丸形から広卵形。
‘グリーン・ゴールド'や‘ウァリエガタ'など、いくつかの斑入り品種がある。
強健で栽培しやすく、ヘゴ仕立てなどで出回る。

 

 

 

 

ペペロミア

 フレイゼリ

 

 P. fraseri

 

 ロゼット状となり、他種と異なって白い円錐花序が特徴的な種類。
「グランドキャニオン」の名で出回る。

 

 

 

 

ペペロミア

 ロツンディフォリア

 P. rotundifolia

 

 ほふく性種で、細い茎に丸い小さな葉をつける。
葉に銀白色の模様が入るピロシオル(P. rotundifolia var. pilosior)もある。

 

 

 

 

 

 

 アルギレイア

ペペロミア

 P. argyreia

 

 葉は株元から叢生し、銀白色の地に濃緑色の縞模様が入るため「スイカペぺ」の名でも呼ばれる。

 

別名「シマアオイソウ」「スイカペペ」。小型で育てやすいおなじみの観葉植物。卵型の葉にスイカのような縦じまの葉模様が美しい。小〜中鉢、特に吊鉢に向いています。
学名 : Sander's peperomia
科名 : コショウ科
属名 : ペペロミア属
原産地 : ブラジルなど

 

 

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