ホウノキの趣味の園芸

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ビカクシダ、コウモリラン

ビカクシダ

学名:Platycerium bifurcatum

 

別名 コウモリラン、ビフルカツム、ナガバナカクシダ、ウィリンキー

 

原産地:南米、東南アジア、アフリカ、オセアニア

 

科 名:ウラボシ科

 

属 名:ビカクシダ属

 

漢字では「麋角羊歯」

 

◇ ビカクシダは こんな植物です。

 

ビカクシダは、世界の熱帯に18種が知られる着生シダで、漢字では「麋角羊歯」と書きます。
これは、この植物の葉がシカの角に似ていることからつけられた名前で、「麋」はオオジカ(大鹿)を意味します。

 

◇ 楽しみ方のいろいろ

鉢植えのものや板につけた状態のものが入手できます。着生種なので普通はヘゴ板や、焼き杉板などにつけて栽培します。
胞子葉が上向きに出る種類は鉢植えも可能ですが、板、できればヘゴ板につけてやった方が管理しやすいと思います。

 

◇ 失敗しない管理のポイント

 

置き場所
比較的日光を好むので、午前中は日光が当たり、午後から日陰になるような場所に置きます。
真夏の直射日光は、葉焼けの原因となるので避けましょう。 
逆に冬は、室内でも良く日のあたる場所に置きます。
穏やかな風が通るほうがよく育つので、締め切った部屋に置く場合は、扇風機などで優しい風を当ててるとよいでしょう。

 

水やり
植えこみ資材の水ごけやヤシの実チップが乾いたら、たっぷり水やりします。
水ごけが乾かないうちに水を与え続けると根腐れをおこし、外套葉が黒く腐ってきたり、株が小さくしぼんだりするので、水のやり過ぎには注意します。

 

肥料
春から秋の生育期に2〜3カ月に1回程度、緩効性化成肥料を与えます。

 

病害虫
カイガラムシが発生します。
つまようじの先などで突き刺して除去するとよいでしょう。

 

◇ 仕立て直し方

 

ビフルカツムやウィリンキーなど子株が出やすい種類は、株分けでふやすことができます。
適期は5〜7月ですが、あまり小さいうちに親株から外してしまうと、その後の成長が著しく遅れたり、枯らしたりすることもあるので、ある程度育ってから分けた方がよいでしょう。
新しい外套葉が少し動き出したころや、完全に茶色く枯れたころに分けると、新芽を傷つけたり折れたりすることが無いので安心です。

 

ビカクシダ

 

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