アスパラガスの育て方
◇ こんな植物です。
野菜のアスパラガスと同じ仲間ですが、観葉植物としているのは食用としない種類で、多くが南アフリカ原産です。
葉と呼んでいるのは、厳密にはうろこ状に退化した葉が密着している茎で、仮葉といいます。
繊細なセタケウス(ナナス)、はうように伸びるデンシフロールス(スプレンゲリー)棒状に茎が立ち上がるデンシフロールス(メイリー)など、人気品種がたくさんあります。
【名前】 アスパラガス
【別名】 クサスギカヅラ
【英名】 Asparagus
【学名】 Asparagus plumosus
【分類】 ユリ科アスパラガス
【原生地】 南アフリカ
◇ 楽しみ方
ナナスは平均的に葉が広がっていくので、小鉢や中鉢にしていっぱいに葉を広げさせると空間が生きます。這い性のものは、釣鉢から垂らすとボリューム感が出ます。立ち性種は、小鉢から中鉢にして、やや上からの目線にしたら、姿かたちの面白さが出ます。
◇ 失敗しない管理のポイント
アスパラガスは耐陰性がありますので、場所を選ばずに育てられますが、丈夫な株に育てるためには日当たりが必要になります。
置き場
アスパラガスは耐陰性だけでなく耐寒性もあり、乾燥にも強いので、
どんな場所でも育てることが出来ますが、日当たりのよい場所で
管理した方が丈夫に育ち、徒長を防ぐことができ、株がまとまります。
真夏の直射日光に当たると葉が黄色くなる事がありますので、
明るい日当たりや遮光した場所に移すようにしてください。
アスパラガスは耐寒性がありますので、霜や雪に当たらなければ
屋外でも越冬させることが可能です。
水やり
アスパラガスは多肉質の根を持っているので乾燥にも強く、
春〜秋にかけての水やりは鉢土が乾いたら与える程度で十分です。
一週間ぐらいの水切れでは枯れないので心配ありません。
水を与えすぎると根がダメージを受け、根腐れを起こしてしまい
葉が落ちてしまうことがあるので注意してください。
また、水はけの悪い場合に根詰まりを起こすと
根腐れしやすくなりますので、早めに植え替えが必要になります。
冬は水やりを控え、さらに乾かし気味に管理します。
肥料
アスパラガスの施肥は春〜秋にかけて緩効性の化成肥料を
2〜3ヶ月ごと置き肥します。
肥料が不足すると葉色が黄色くなりますので、
その場合には速効性の液体肥料で養分を補ってください。
植え替え方法と時期
アスパラガスは生長が早いので、鉢が根でいっぱいになったら
早めに植え替えや株分けを行うようにします。
植え替えの際は古い根の周りの土を落とし、傷んだ根は取り除きます。
その後、清潔な観葉植物用土で一回り大きな鉢に植えてください。
大きく育てたくない場合には、根を1/3ほどカットしたり、
はさみなどで株を2つに切り分けてから同じ(大きさ)の鉢に植えます。
根には水をためる擬球根がありますので、カットしすぎないように注意を。
◇ 仕立て直し方
いくら水切れに強いといっても限界があります。葉が黄変してポロポロと落ちるようであれば、やはり水切れです。
また、水やりをしていても、根詰まり状態では呼吸が出来ません。鉢土の水の吸収が悪くなる前に、痛んだ葉や根は付け根から切り、株分けをして植え替えます。
用土は水はけの良いものにします。なお、花が咲いて結実した場合は、種まきも可能です。
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