アイビー
◇ アイビーとはこんな植物です。
アイビーとは(ツタ)の事ですが、観葉植物ではヘデラ属のことを指します。つる性で緑色の葉をたくさんつけますが、最近は、園芸品種が大変多く、緑色の違い、斑のいり方の違いなどから、色々好みで選ぶ事ができます。
主な基本種はセイヨウキヅタで、イングリッシュアイビーと呼ばれる緑葉です。
ここから斑の色が白い、グレーシャー、黄色のゴールデンハートなどが作り出されました。
やや葉の大きなカナリーキヅタはオカメヅタとも呼ばれ、こちらも斑入りの品種があります。
【学名】Hedera helix
【英名】English ivy(イングリッシュアイビー)
【和名】セイヨウキヅタ
【分類】ウコギ科 ヘデラ属(キヅタ属)常緑蔓性低木
【原産地】欧州 西アジア 北アフリカ
【環境】日向好み 温度−5℃以上 耐寒性あり
◇ 楽しみ方のいろいろ
小さい葉の種類で、斑や葉色の異なるミニ観葉植物をいくつか並べると飾り方の変化を楽しめます。
中鉢や大鉢なら、ヘゴ柱を立てて、はわせます。釣鉢からこんもりと垂らすとボリューム感が出てきます。
また、アイビーの単体ばかりでなく、他の植物と組み合わせたり、コンテナーガーデンから垂らしたり、鉢の縁取りなどに使ったり出来ます。
◇ 失敗しない管理のポイント
置き場所
路地植えなら生垣やグランドカバーとして冬越しできるほど、寒さには強いですが鉢植えは霜のあたらないような場所か、冬は室内に取り込むほうが安心です。
日当たりが悪くてもかれる事はありませんが、斑入りの種類はしっかり日に当てないと、斑が消えたり小さくなったりします。
日当たりの良い場所に置くと、葉色が生き生きして成長が旺盛になります。
水やり
年間を通し、鉢土が乾いてからタップリ水をやりましょう。
夏は成長が盛んな植えに乾燥がはげしく、毎日やるようになりますが、冬は耐寒力をつけるためにも、出来るだけ水やりを控えます。
肥料
ヤセ地で育つくらいなので、成長期に1〜2回、緩効性肥料を施せば十分です。
病害虫
カイガラムシの発生に注意しましょう。
つるが延びたらヘゴ柱に誘引して止めたり、摘心します。摘心したつるは挿し木すれば、すぐにミニ観葉が出来上がります。下葉が枯れてきた時は、根詰まりや根腐されの恐れがありますので、根を整理して植え替えます。
長く延びたつるを10センチ位残して切り戻す。切り戻したつるを2〜2節ずつに切って、挿し穂にする斑のキレイな部分を選ぶ。下葉を1枚とって水はけの良い用土に挿す。
コップの水に挿しておいても発根するほど、挿し木は容易だ。水やりをして挿し穂と土を密着させる。日陰で乾かさないように管理し、10日から20日くらいで発根したところで鉢上げする。
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