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エアープランツ(チランジア)の育て方

チランジア

科名:パイナップル科

 

学名:Tillandsia

 

別名:ティランジア チランドシア

 

原産地:中央・南アメリカ

 

草丈:20cm〜60cm

 

 

 

◇ チランジアはこんな植物です。

 

チランジアはパイナップルなどアナナスの仲間とは思えない風変わりな姿の仲間のチランジアは北アメリカ南部〜中南米の熱帯・亜熱帯に400種以上が分布します。

 

分布域が非常に広く、海岸線や砂漠から森林、高山におよびます。

 

根を樹木や岩肌に張り付かせて生活する着生植物です。

 

根は基本的に株を支えるのが役割で、水や栄養は葉の表面から吸収します。

 

そのユニークな生態からエアープランツの名前で広く流通します。

 

100円均一ショップでもミニ観葉植物とともによく見ます。

 

葉の表面に細かい鱗状の毛が生えて、銀白色に見える銀葉タイプと毛の生えない緑色の葉をもつ緑葉タイプがあります。

 

株の姿形、大きさは種によって様々です。

 

◇ 楽しみ方のいろいろ

 

その多彩さや他の植物にはない魅力に、ハマる人はずっぽりハマります。

 

その個性的な形や生態に目を奪われがちですが、ちゃんと育てると非常に美しい花を咲かせるものが多いです。

 

コツをつかめば育てやすいですが、手間がかからないとか、枯らすことが少ないというのは誤解です。

 

一般的な草花や観葉植物と少し勝手が違うので、そういう点ではむずかしいとも言えます。

 

◇ 失敗しない管理のポイント

 

置き場所

 

風通しをよくすることも非常に大切なポイントで、風のない場所では育ちません。

 

明るい日陰で風通しのよいことが置き場所の基本になります。

 

生育期の置き場所としてはあまり適しませんが、室内ならレースのカーテン越しの柔らかい日がはいる場所などがよいでしょう。

 

水やり

 

霧吹きやシャワーなどで株全体に水をかけます。

 

この方法を葉水とか、シリンジ、ミスティングと言います。

 

植え込んだものは多湿にならないように注意。

 

肥料
肥料はときどき、薄めの液体肥料を葉水で与えます。

 

 

病害虫

 

特にありません。

 

◇ 仕立て直し方

 

株分け、タネまきでふやすことができます。

 

株が大きくなり花が咲いた後に子株ができます。これを取って株分けします。

 

また、一度花が咲いた親株は1〜2年で枯れます。

 

親株が枯れて子株が大きくなっていくので株分けというより枯れた親株を取り除くといった感じです。

 

チランドシア

 

 

 

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