トックリラン(ノリナ ポニーテール)
属名:トックリラン属(ノリナ属)
学名:Beaucarnea recurvata (= Nolina recuravata)
別名:ノリナ ポニーテール
原産地:メキシコ
樹高:〜10m
◇トックリランは こんな植物です。
科名:リュウケツジュ科、リュウゼツラン科で分類される場合もあります。
トックリランはユニークな草姿が魅力の観葉植物で、株の基部が肥大してとっくり(徳利)状になっているのが特徴です。
とっくり状の部分には、乾燥に耐えるために水をためています。
◇ 楽しみ方のいろいろ
長期間、弱い光のもとで育てると、枝が間のびしてだらしない格好に育ってしまいます。
そんな時は思い切って剪定しましょう。6月ごろ剪定すれば、間もなく芽が出て、葉が展開してきます。
3〜6カ月後に芽吹いてきたら、上部の1〜2芽を残し、ほかの芽は摘み取って育てます。
◇ 失敗しない管理のポイント
置き場所
耐陰性はありますが、本来は直射日光に当たって育つ植物なので、一年を通じてできるだけ日光によく当てて育てます。
室内に置く場合は、窓ガラス越しの光に十分当てます。
水やり
春と秋は、鉢土の表面が完全に乾いてから水やりし、夏は鉢土の表面が乾いてきたら水やりします。
水やりの際は、鉢穴から流れ出てくるまでたっぷり与えましょう。
トックリランは基部が太く、普通の樹木のように鉢土が見えにくいですが、鉢の縁に沿って、まんべんなく丁寧に水を与えて下さい。
肥料
生育期の春と秋に、各1回、緩効性化成肥料を施します。
病害虫
カイガラムシ、ハダニ 発生したら早めに防除します。
◇ 仕立て直し方
さし木:適期は5月から8月です。下葉がなくなっている伸びすぎた茎を利用するとよいでしょう。
植え替えは頻繁に行う必要はありませが、育ってくると鉢が割れてくる事もあるので、鉢土が見えないほど基部が成長してきたら1〜2回り大きな鉢に植え替えましょう。
(1)鉢穴から根が出てきたら植え替えどき。
(2)根鉢を鉢から取り出し、腐って黒くなった根を切り取って、ヘラなどを使って古い土を1/3〜1/2ほど取り除く。
(3)1〜2回り大きな鉢に植え替える。鉢底に赤玉土中粒〜大粒を敷いてから植え替えると、より水はけがよくなる。植え替え後は底穴から流れ出てくるまでたっぷり水を与えて完成。
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