ホウノキの趣味の園芸

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ディフェンバキア

dieffenbachia

科名:サトイモ科

 

学名:Dieffenbachia

 

別名:シロガスリソウ ハブタエソウ

 

原産地:熱帯アメリカ

 

草丈:30cm〜2m

 

サトイモ科の観葉植物。

 

薄い葉っぱに、白い模様で、室内に飾ると涼しげです。

 

夏によく出回りますが、実は越冬が初心者には難しい。

 

10度以下にすると落葉します。

 

ところで葉や茎にはシュウ酸カルシウムなどが含まれていて、それに触れるとかぶれたり、口にすると大変なことになりますので、小さい子供がいる家庭では育てない方がよいかも。

 

英名では「ダムプラント」と呼ばれています。

 

日本語に訳すと「口がきけなくなる植物」というものです。

 

ディフェンバキアは、葉や茎から出る灰汁(あく)が皮膚を強く刺激するので、葉や茎を口に入れたり素手で触ったりしないように注意し、株分けなどの作業時には必ず手袋をしましょう。

 

◇ ディフェンバキアはこんな植物です。

 

さまざまな斑の入った葉が涼やか。
葉は立ち上がって自然に株がまとまり、生育がゆっくりしているので株姿もあまり乱れません。
また、室内で育てても光線不足になることは少なく、あまり手をかけずに、美しい葉を観賞できるのが魅力です。

 

◇ 楽しみ方のいろいろ
大鉢に仕立てるなら大きな厚葉のアモエナ,トロピックスノー,小鉢に作るなら小型種の,カミーラ,や矮性の園芸品種というように、大きさに合わせた品種を選ぶのが、じょうずな楽しみ方です。
斑の入り方が多様なので、名前だけでなく個体ごとの斑の特徴もよく見て、株を選ぶ必要があります。

 

◇ 失敗しない管理のポイント

 

置き場所

 

熱帯アメリカ原産で高温多湿を好みます。
寒くなったら室内の暖かい場所に置き、出来るだけ光線に当てるようにします。
かなり耐陰性の高い植物で直射日光を嫌い、また、葉の熱い書類ほど性質は丈夫です。

 

水やり

 

寒さに弱いため、冬はかなり水を減らします。
水やり後に低温になると、一晩で枯れてしまうこともあります。
水やりは鉢土が加湿にならない程度の回数にして、葉水をタップリかけて湿度を高めます。
特に冷暖房のある室内では、こまめな霧水がはを元気にすることにつながります。

 

肥料

 

生長が遅いので苗のうちは、液体肥料などで、肥培します。
鉢に合った大きさまで育ったら、元気がない時だけ1〜2回緩効性化成肥料を施します。

 

病害虫

 

高温乾燥期にハダニが発生します。
葉水で早めの防除を心がけましょう。

 

◇ 仕立て直し方

dieffenbachia

冬の寒さだけでなく、夏の冷房の効きすぎでも、下葉が黄変して落ちることがあります。
乾燥も加わり、かなり株がダメージを受けます。
傷んだ葉は早めに付け根から切り取り、美観を損なわないようにし、同時に挿し木で新たな株を作り直します。
また、根が元気であれば植替え、切戻した親株も、脇芽を伸ばして、再生させることが出来ます。

 

 

 

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