ホウノキの趣味の園芸

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ディジゴセカ(シェフレラ・エレガンティッシマ)

ディジゴセカ

【学名】Schefflera elegantissima (=Dizygotheca elegantissima)

【科名】ウコギ科

 

【属名】[シェフレラ属](フカノキ属)

 

【和名】モミジバアラリア

 

【原産地】ニューヘブリテス島

 

 

 

 

◇ ディジゴセカ(シェフレラ)こんな植物です。

ポリネシアなどの原産地ではたかさ10mを超え、葉の形も異なっています。
観葉植物では若木が出す、ギザギザの小葉が切れ込んだ繊細な葉が好まれています。
赤味を帯びた暗緑色の細いモミジ状の繊細な葉が優雅です。
園芸種には立葉性で、草姿が細身のタチバアラレアが代表的ですが、矮性広葉系のカスター、葉が緑色のグリーンアラレアなどもあります。
なお、本種はアラレアと呼ぶことがありますが、アラレア属は別にあり、現在はディジゴセカと呼びます。

 

◇ 楽しみ方のいろいろ

 

挿し木をしてミニ観葉に、高く伸ばして大鉢仕立てにと、色々な大きさで楽しめます。
大きくなっても枝が横に広がらないので、狭い場所にも飾れます。
ディジゴテカは通常のものから立ち葉性のもの、矮性種、斑入り種など
ざまざまな園芸品種がありますので、置く場所や演出したい
イメージなど目的に合わせて好みのものを選ぶことができます。

 

◇ 失敗しない管理のポイント

 

置き場所

 

日当たり〜半日陰でよく育ちます。適度な日に当てると葉の色ツヤがよくでて美しくなります。
ただし、強い直射日光に当てると葉が傷んでしまうので、真夏は直射日光を避けましょう。
暗い場所では茎が間延びするので気をつけます。5月〜9月の生育期は風通しのよい屋外が適しています。

 

水やり

 

鉢土表面が白っぽく乾いてきたら十分な水を与えます。
冬は、鉢土表面が白っぽく乾いて3〜4日してから、鉢土に水を与えます。
この時、水を与えるタイミングとしては天気の良い午前中に与えてあげると尚良いです。
乾燥には強い植物ですので乾かしぎみに管理する方が失敗が少なくなります。

 

肥料

 

生育期では、2ヶ月に1回程度、化成肥料を与えるほか、生育開始前の4月と冬を迎える秋に、カリ分の高い微粉ハイポネックスなどの液体肥料を与えるとよいです。

 

 

病害虫

 

空気の乾燥により、カイガラムシが発生します。
カイガラムシの駆除は強い葉水を当てたり、歯ブラシでこすり落とす、または湿らせた布でふき取ります。

 

◇ 仕立て直し方

 

さし木でふやすことができます。若い茎を110mほどの長さにカットして赤玉土やバーミキュライトに挿します。
土に挿してから根がでるまでは2ヶ月ほどかかりますので、それまで土を乾かさないようにしましょう。
さし木は株が大きくなりすぎた場合や成葉ばかりでるようになってしまったら行いましょう。
適期は5月〜9月です。

 

ディジゴセカ

 

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