ホウノキの趣味の園芸

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ツピタンサス(アンブレラツリー)

ツピタンサス

学名:Tupidanthus calyptratus
科・属名:ウコギ科・シェフレラ属
別名:インドヤツデ、アンブレラツリー、チュピタンサス
原産地:東南アジア
分類:常緑高木
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:強い
耐陰性:あり
日照:半日蔭

 

 

 

◇ ツピタンサスこんな植物です。

観葉植物として管理が楽で初心者向きの便利な植物です。
ツピタンサスという名前でよく流通していますが、ツピダンサスとかツピタンツスとか読み方は色々とあるみたいです。
大形で光沢のある掌状葉が美しいシェフレラ(Schefflera)の一種で、インドからマレー半島にかけての熱帯アジアに原産します。
ツピダンサスの名は、以前この植物にツピダンサス・カリプトラツス(Tupidanthus calyptratus)という名前を当てられていたことによります。

 

◇ 楽しみ方のいろいろ

葉に乳白色や黄白色の斑が入る美葉品種がありますが、増殖が難しくあまり出回らないため、希少価値が高いといえます。
和風・洋風どちらの部屋でも合います。窓から離れた場所におけるので、重宝するインテリアグリーンです。

 

◇ 失敗しない管理のポイント

置き場所

 

耐陰性がありますが、本来は強光線下で育つ植物です。
一年中室内で楽しむ場合は、できるだけ明るい場所に置く方が健全に育ちます。
5〜10月は屋外に置くことも可能です。
屋外へ出すときは葉焼けを防ぐため、徐々に強光線に慣らすようにしましょう。

 

水やり

 

水切れに注意して、春から秋には鉢土の表面が乾けば与えるようにします。
夏はほぼ毎日与えます。
冬は少し回数を減らして乾かし気味に管理します。

 

肥料

 

5月から10月にかけて、緩効性化成肥料を2か月に1回与えます。
あまり大きくしたくないときは肥料の量を少なくします。

 

病害虫

 

湿度の高い場所では、葉のつけ根部分や、葉裏などに、カイガラムシがつきます。
殺虫剤で駆除するほか、数が少ないならブラシでこすり落とします。
こまめにチェックを欠かさないようにします。

 

◇ 仕立て直し方

 

さし木や取り木でふやします。5〜7月ごろが最適期です。斑入り品種はさし木では活着しにくいので、取り木します。
さし木は、充実した枝を長さ10?15cmで切り揃え、切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてから、さし木用土、あるいはパーライトとバーミキュライトを1:1で混合した用土を入れた5号(口径15cm)平鉢にさします。
取り木は、株の上から30cmほどの位置を幅2?3cmで環状剥離し、湿らせた水ごけで巻いてビニールシートで覆います。
1?2カ月後、発根が見えたら株から切り離します。

 

 

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