ホウノキの趣味の園芸

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フィットニア

フィットニア

科名:キツネノマゴ科

 

学名:Fittonia verschaffeltii

 

和名:アミメグサ

 

原産地:アンデス山脈

 

草丈:10cm〜20cm

 

◇ フィットニアは こんな植物です。

 

アミメグサの名の通り、クッキリとした網目模様で、その色によって紅アミメグサと白アミメグサに分けられます。
葉の大きくならないシロアミメグサ・ミニマがよく見られます。
茎が這うように伸び、鉢土からあふれるようになりますが、高温性で戸外では寒さにやられてしまうので、グランドカバーにはなりません。

 

◇ 楽しみ方のいろいろ

 

テラリュウムや寄せ植えで根締めとして、ほかの植物の株元によく植えられます。
葉が小さく模様も細かいので、ミニ観葉や小鉢位で可愛らしく育てるほうが、小鉢の雰囲気が出せます。
大きくするにしても、だらしなく幹を垂れさせず、刈り込んでこんもりさせるようにします。

 

◇ 失敗しない管理のポイント

 

置き場所
一年を通して直射日光を避けます。日光が強いと葉焼けを起こして、葉のフチから枯れてきたり、茶色や黒色に変色します。
夏はベランダの半日陰や室内の明るい場所におきます。
それ以外の季節はレースのカーテン越しの日が当たるような、柔らかい日差しの場所が適しています。
冬は室内でも弱って休眠状態になるので、夜間はビニールでおおったり、発泡スチロール箱に入れたりして保温をはかります。

 

水やり
フィットニアの水やりは鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。
水やりの際は鉢土を覆っている葉を除けて、直接、鉢土に水やりします。
冬の間は水やりを控え、かなり乾燥気味に管理します。
葉水を与え湿度を保つとよいでしょう。
葉がしおれたようになっていても、根がダメージを受けていなければ、空中湿度を高くしてあげると元気を取り戻します。

 

肥料
肥料は5〜9月の生育期に与えます。
固形の置肥なら月1回、液体肥料なら1000倍に薄めたもの(ストレートタイプのものは薄めずに)を月2回のペースで与えます。

 

病害虫
フィットニアの管理で注意が必要な病害虫は、春〜秋にかけてカイガラムシの発生になります。

 

 

◇ 仕立て直し方

 

葉が伸びたら摘芯を繰り返して、脇芽をたくさん出させて草姿を作ります。
間延びした株は切戻し明るい場所に移し、新しい芽をしっかり伸ばします。
こうすると、こんもりと葉が密集してまとまりますが、鉢の真ん中から萎れてくるのは、風通しが悪く株が蒸れた状態です。
傷んだ茎葉を取り除いて株分けをするか、元気な部分を使って挿し木で再生します。

 

 

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