アレカヤシの育て方
◇ こんな植物です。
熱帯の植物ですので寒さにはやや弱く、やはり室内でも10℃位は欲しい植物です。 ヤシ類の中には、耐陰性をもつ品種が多いのも特徴で、比較的、半日陰でも育ってくれるため、お手入れが簡単な観葉植物で人気が高いです。
アレカヤシも耐陰性があり、半日陰な場所でも育ってくれますが、あまりにも暗すぎる場所でしたら、葉っぱが全体的に垂れ下がって樹形が乱れてきますの で、その場合は、明るめな場所に移動してあげましょう。
学名:Chrysalidocarpus lutescens H.WENDL
原産地:マダカスカル島、東南アジア
科名:ヤシ科
属名:ヤマドリヤシ属
(クリサリドカルパス属)
◇ 楽しみ方のいろいろ
トロピカルでスタイリッシュなアレカヤシは茎が真っ直ぐ上に伸び、明るく淡いきみどり色の大きな葉姿がとても魅力的な観葉植物で暑さを吹き飛ばすと評判です。ヤシ仲間では、最も葉の枚数が多く、優美に拡がる葉姿から、熱帯ムード漂う店舗にかかせないアイテムです。
◇ 失敗しない管理のポイント
置き場所
比較的、耐陰性が強く年間を通して室内で管理することができます。室内で管理すると葉の色が濃いグリーンいろとなります。
別名のコガネタケヤシである明るいグリーン色の葉を楽しみたい場合は、出来るだけ日の当たる明るい場所で管理する必要があります。
直射日光に急激にさらすと葉焼けをおこしてしまうので注意が必要です。生育の適正気温は20℃〜30℃程度で、高温多湿のを好みます。
アレカヤシは他のヤシ類に比べ高温性の植物ですので、越冬には10℃以上は必要です。
水やり
生育期の5月から9月は鉢土の表面が乾いたら十分に与えます。特に夏はよく乾くので水切れさせないように注意してください。
肥料
肥料はよく生育する植物ですので、春〜秋の生育期に緩効性化成肥料(置き肥)を定期的に与えます。又、水替りに3回に1回の割合で希釈した液体肥料を併用しても構いません。肥料が切れると、葉の色つやが悪くなります。やや多めに与えると生長が早くなり大株になります。
あまり株を大きくしたくない場合は肥料を与えすぎないようにしましょう。冬は肥料をストップします。
生育が始まる5月〜9月までの期間(生育期)は、2ヶ月に1回の割合で置き肥用の緩効性化成肥料を施します。
病害虫
水ぎれや乾燥状態になると、ハダニやカイガラムシが発生しますので早めに駆除します。
◇ 仕立て直し方
室内で育てている蜂は、時々戸外で葉を洗うように水をかけると、湿度が高まり、ホコリも取れて生き返ります。ハダニの防除にもなります。枯れた下葉などは早めに取り除きます。葉に元気がないときや、葉先から枯れてきたようなときは、根詰まりで水不足になっている事が多いようです。寄せてある株は一株ずつバラし、大きくしたくないときは根鉢を切り落として植え替えます。株立ちする種類は株分けも行います。
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